お金は使わなければ

お母さんは金遣いが荒い

小さいころ母に、お金は使わなければ入ってこないのだと教わりました。
そのころの私はその言葉の意味が判らず、お母さんは金遣いが荒い、貯金できるほうが偉いのだと賢しいことを考えていましたが、今ならその意味が少しわかるような気がしています。

 

景気が悪いからといって、みんながお金を使わなくなるとますます景気が悪くなってしまうのと一緒で、一人で貯金を貯めようとしても、お金の回りがよくなければなかなか上手くはいきませんね。
お金を使って、その活力でまた新しいお金を呼んで、そうしてどんどんと金額を大きくしていけたら、お金を使っていても自然と残るものがあるような気がしてきました。

 

ですから私は、必要以上の節約はしないようにしています。
もちろん家計がピンチの時は多少考えますし、かつての母のようにお金も無いのに景気よく振舞うなんてこともするつもりはありませんが、基本的にお金は使うものだと考えて生活しています。

 

貯金は目を見張るほど増えたわけではありませんが、その考えのお陰で生活は充実して、楽しい毎日を過ごせていますね。


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